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履歴書・職務経歴書の
書き方マニュアル

【履歴書・職務経歴書】
基本作成ルールからアピールテクニックまで

履歴書や職務経歴書は、書き方ひとつで印象が大きく変わります。作成時の基本ルールに加え、採用担当者に好印象を与えるアピール方法まで、知っておきたい情報を解説します。

未経験でも、情報が正しくわかりやすい応募書類であれば、採用担当者にあなたの正確で丁寧な人柄が伝わります。反対に立派なスキルがあっても、誤字や脱字が多ければ、マイナスの印象を与えてしまいます。履歴書と職務経歴書で、自分をしっかりアピールして、書類選考の突破を目指しましょう。

提出する書類は手書きとパソコン、どちらがいい?

以前は、履歴書は手書きで、職務経歴書はパソコンで作成するのが一般的でした。しかし今では、手書きの履歴書にこだわらない企業がほとんどです。企業から「直筆の履歴書」と指定がないかぎりは、手書きでもパソコンでも問題ありません。手書きの場合は一字一字を丁寧に、パソコンで作成する場合は書式(フォント)を統一し、相手が読みやすい書類を作ることを心がけましょう。

履歴書の書き方見本(全体)

履歴書の書き方ガイド

住所や生年月日など基本情報の書き方、学歴・職歴の正しい書き方、志望動機などのアピール方法など、項目別にわかりやすく解説します。

履歴書作成のワンポイントアドバイス
手書きの場合はボールペンか万年筆を使用し、一字一字、丁寧に書くことを心がけます。ミスをしてしまったときは修正液などは使わず、書き直してください。パソコンで作成する場合は、書式(フォント)を統一します。
年号や文章の形式は統一しましょう。敬語や敬称の間違いに気をつけ、誤字脱字はもちろん、略字の使用も控えてください。作成が終わったら、必ず見直し、記載漏れや間違いがないようにします。

基本情報欄

1日付
  • ・郵送の場合は、投函日を記入する。
  • ・持参する場合は、持参当日の日付を記入する。
  • ・年号の表記は、履歴書全体で和暦(昭和・平成など)か西暦に統一する。
2写真
  • ・写真の裏に名前と連絡先を記入する。
  • ・ビジネスにふさわしい服装で撮影する。オフィスワークであれば、男性はスーツにネクタイ着用が望ましい。
  • ・3ヶ月以内に撮影したものを使用する。
3生年月日
  • ・履歴書の送付時点、持参時点での年齢を記入する。
  • ・年号の表記は、履歴書全体で和暦(昭和・平成など)か西暦に統一する。
4住所
  • ・都道府県、建物名、部屋番号など、省略せず正確に記入する。
  • ・連絡先が現住所と異なる場合は、連絡先を記入する。
    現住所と同じ場合は、「同上」と記入する。
5電話番号
  • ・連絡がつきやすい電話番号を記入する。
  • ・固定電話番号がない場合は、携帯電話番号のみでも可。
6メールアドレス
  • ・勤め先のメールアドレスは記入しない。
  • ・外出先でも迅速に確認ができるメールアドレスを記入する。
  • ※メール受信設定をしている場合は解除しておく。

学歴・職歴欄

7学歴
  • ・高等学校、大学などは入学年次・卒業年次とともに、学部、学科まで、省略せずに正式名称で記入する。
  • ・年号の表記は、履歴書全体で和暦(昭和・平成など)か西暦に統一する。
8職歴
  • ・すべての入社・退社歴を時系列で記入する。
  • ・会社名は(株)などと省略せずに正式名称で記入する。
  • ・在職中の場合は、最終行に「現在に至る」と記入する。
  • ・職歴の最終行に、右寄せで「以上」と記入する。
  • ・年号の表記は、履歴書全体で和暦(昭和・平成など)か西暦に統一する。

免許・資格欄

9免許・資格
  • ・免許・資格は、取得年月順に名称を省略せず記入する。
  • ・過去に取得した免許や資格はすべて記入する。
  • ・取得予定の免許、資格があればその旨を添え書き、取得予定時期を記入する。
  • ・年号の表記は、履歴書全体で和暦(昭和・平成など)か西暦に統一する。

志望動機、趣味・特技、本人希望欄

10志望動機
  • ・その会社を志望する理由を、わかりやすく記入する。
  • ・これまでの経歴・経験をどのように活かせるのか簡潔に記入する。
  • ・面接での質問に備え、履歴書に記入した志望動機の詳細について答えを用意しておくことが望ましい。
11趣味・特技
  • ・趣味は、人となりがわかるような事柄や興味を持ってもらえる内容を記入する。
  • ・特技は、仕事に関連するものや自己PRにつながる事柄が望ましい。
  • ・面接で話題になる場合があるため、空欄や「特になし」と記載するのは避ける。
12本人希望
  • ・職種、勤務地、勤務時間、入社日などの希望がある場合は、希望する明確な理由とともに記入。
  • ・特に希望しない場合は「特になし」とするのではなく、「貴社の規定に従います」と記入する。
履歴書テンプレートのダウンロード

職務経歴書の書き方見本(全体)

職務経歴書の書き方ガイド

職務経歴書には、これまでの職歴の中で得たことは何か、企業に自分のことを知ってもらうためにはどうすればいいかをよく考えて書くことが大切です。

職務経歴書作成のワンポイントアドバイス
職務経歴書のフォーマットについて、企業から指定されることはほとんどないため、わかりやすく、読んでもらえるための工夫が必要です。経歴、実績、受賞歴などは、だらだらと長文を書くのではなく、時系列に沿って箇条書きで簡潔に記入しましょう。読み手である採用担当者の気持ちになって作成することが大切です。
また、成果や業績は「○○○○万円」「○○%」のように具体的な数字で表して、説得力のある内容にします。資格や免許は、過去に取得したものでもすべて記載するようにしましょう。自分の経歴を最大限にアピールできれば、ライバルに一歩差をつけることができます。
履歴書と同様に、作成が終わったら、必ず見直し、記載漏れや間違いがないようにします。

職務経歴

1職務経歴
  • ・これまで勤めていた会社名と在籍年月を記入する。
  • ・事業内容や資本金、従業員数なども記入する。
2経歴内容
  • ・所属部署や具体的な業務内容を箇条書きでわかりやすく記入する。
  • ・マネジメント経験などがあれば、規模に関わらず記入する。
    例)5名という少人数のプロジェクトでしたが、リーダーとして予算管理やスケジュール調整をしておりました。
3実績・受賞歴など
  • ・受賞歴や表彰された経験があれば、社内社外を問わず記入する。
  • ・成果がある場合は具体的な数字を記載して、説得力のある内容にする。
    例)業務のマニュアル化を推進し、年間○○%の人件費の削減に貢献
4転職理由(退職理由)
  • ・契約満了や転居、また会社都合による退職の場合は、その旨を記入する。
  • ・自己都合の場合は、不平不満などのネガティブな理由ではなく、スキルアップやチャレンジなどの前向きな姿勢が伝わる理由を記入する。

※複数の職務経歴がある場合は、①~④を繰り返して記入します。

取得資格・自己PR

5保有スキルや資格など
  • ・Excel、Wordなどの基本的なPCスキルは、使用年数などを含めて記入する。
  • ・保有スキルは具体的に「何をどのくらい使えるか」を記入する。
    例)TOEIC750点:英語によるプレゼンテーション、ビジネスメールも可能
6自己PR
  • ・これまでの経験で得た能力やスキルの中で、最もアピールしたいものをまとめる。
  • ・業務において、自身が工夫をして行ってきた取り組みや考え方など、実績欄に記入できなかった事柄もここで補足する。
  • ・だらだらと長すぎる文章は逆効果になるため、300字~400字を目安に簡潔で明確な文章を心がける。

「ぜひ会ってみたい」と思われる履歴書・職務経歴書とは

1、読みやすい文章、充実した内容を意識する

採用担当者は日々、大勢の履歴書・職務経歴書に目を通します。大量の応募書類の中で埋もれることなくアピールするには、読みやすく伝わりやすい文章と、明確で充実した内容を意識することが大切です。

2、記入漏れや記入ミス、誤字・脱字を見直す

履歴書・職務経歴書の作成が終わったら何度も見直して、誤字・脱字がないかチェックします。内容に誤りはないか、空欄のままにしている箇所はないか、確認しましょう。

3、受賞歴や資格などはすべて記入する

過去の受賞歴や取得した資格は、すべて記載します。実務経験がなくても、資格を持っていることで他の応募者より有利になるかもしれません。応募する職種と一見関係がないような資格も、実は企業が求めている可能性があります。

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